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イタリアから川崎選手のレースレポートが届きました! 2023年8月1日

みなさんおはようございます!川﨑祥吾です。
本日(30日)イタリアでは、CIVの第4戦ミサノラウンドが終了しました。そのご報告です!

Q1+Q2: P22
Race1: P22 Race2: P15

今回は土曜日がRacingNightで21時からレースだったので、金曜のQ1はそれに合わせて夜に行われました。
コンディション的に昼の方がタイムが出るので、予選は実質Q2だけ。
そのQ2では開幕戦のタイムから1秒更新し、1分39秒代を出すことができました。
自分の中で大きな壁に感じていた40秒を切ることができてとても嬉しく、自分の成長を感じられました。

Race1では今までの取り組みから作戦を変えてタイヤを選択しましたが、これが上手くいかず。
更には自分のペースに持っていく前に前を行くライダーに引っかかってしまい、かなり浪費してしまいました。
なんとかそのライダーを抜くことはできましたが全くと言っていいほど満足できるレースではありませんでした。

早々に日曜日のレースに向け土曜日中に気持ちを切り替え、日曜朝のウォームアップでは完璧ではないコンディションの中でもQ2と同じタイムを出すことができました。
Race2は1,2,3コーナーの抜け方がとても上手くいき一時は7位争いに加わることができました。しかしレースの3分の1くらいで自分の前のライダーが目の前で転倒。
マシンが宙を待って動き回っていて、かなりヒヤっとしましたし、回避のためにスピードを落とさざるを得ませんでした。
そこから再びペースを上げていきたかったのですが、リアタイヤのスピンが止まらなくなってしまい上手くペースを上げられず。
残り数周で新しいライディングを見つけ、前のライダーに追い付いて最終ラップのバトルを制し15位でチェッカー。

晴れと雨両方のコンディションでポイントを獲得できて嬉しい気持ちもありますが(第2戦ムジェロは雨)、「もっと前に行けた」という気持ちが大きくムジェロのときほどの喜びはありませんでした。
今回の週末もウィークの進め方は悪くなくペースもありましたが、まだまだ実力を出し切れたレースだったとは思いません。
新たな課題や今回実力を出し切れなかった原因となる点も見つかったので、次戦ムジェロではその改善に取り組みつつ、もっと前でゴールできるように頑張ります。

今回も応援ありがとうございました!